みぃブログ(教育と人材育成の人生)

教育や人材育成、人生について考えてみます。

子どもが言うことを聞いてくれない時の考え方

 

子どもが言うことを聞いてくれない(お願いを聞いてくれない)時にあなたはどう感じますか?またどう反応しますか?

 

子どもの考えていることを理解したいと思う親は多いと思います。今回の問題提起について言えば、心理学や児童福祉など、そういった学問的な考えを用いなくても、至ってシンプルに感情に向き合えば分かります。

 

この記事では子ども言うことを聞いてくれない時の考え方をお伝えいたします。子どもとの接し方の参考になれば幸いです。

 

改めましてこんにちは。みぃです。 とある地域で講師業に携わっております。 教育や人材育成について考え方を発信しております。 わたしの経験や知識がお役に立てば幸いです。 ツイッターでものんびり呟いております!よろしければフォローお願いします!

 

 

子どもが言うことを聞かない、もしくは言うことを聞く子に育てたいと考える方に申します。

 

 

子どもは言うことを聞いてくれるという前提を捨てましょう。

 

語弊がないように補足すると、子どもは言うことを聞いてくれないし、自分の好きなことをする存在と捉えましょう。

 

この記事は子どもに言うことを聞かせようという趣旨の記事ではなく、「どう捉えるべきか」の考え方を示すのが目的です。

 

繰り返すように、子どもは言うことを聞いてくれないと考えた上で接してみましょう。

 

例えば食器の片付けを例に取ります。

子どもに手伝わせようと思った時に「手伝いなさい!」で協力を強いるのではなく、「お皿洗いたいんだけど、手伝ってくれない?一緒にやったら早く終わるから、とても助かるんだ!」と"お願い"する姿勢で話しましょう。

 

もし手伝ってくれたとします。

終わった後「すごく助かったよ、ありがとう。思ったよりも早く終わったからおやつにアイス食べようか!」というような声をかけてあげましょう。

 

ここでのポイントは物で釣ると言うことではなく、お礼を言うことです。人のために行動すれば良いことがある、この考え方があるから手伝おうと思えるわけです。

 

良いことがない、むしろ時間が取られて損と思ってしまうことをやろうとは大人でも思いませんよね?

 

大人も子どもも等しく人です。

人に何かをしてあげられるのは、人から何かを受け取った経験があるからです。

ビジネスの場でも信用が大事なのはよくお分かりいただけると思います。子どもも例外ではないです。

 

子どもがつけあがるのでは?と思う心配も要りません。

頑張りは報われるという感覚を持たせてから、ゆっくりと自分から相手に与えることを学んでいけば大丈夫です。

 

もちろん何かしらの事情があって満足に家事ができないからお願いしてるのにやってくれない.....というように猫の手も借りたい時に言う事を聞いてくれない時もきっとあります。

 

はっきり言ってその時になってからでは遅いです。前もって子どもとの協力関係を作って初めて、大変な時に協力しなきゃ!と子どもが意思を持ってくれる状態を作りましょう。

 

この時に注意をしなければならないのは、

養ってあげているのだから手伝って当然!

大人の方が忙しいのだから少しは負担して当然!

というような「〇〇で当然」の思考が怖いです。

 

かくあるべき、という理論はとても語気が強くて使用している側の人間からすれば簡単に説き伏せられるような感覚を得られます。

 

ですが、この思考をむやみに用いると逆に"考え無し"になりかねないのです。

この当然思考については機会があればいずれ綴ってみます。

 

 

 

今回の記事では家事を例にとりましたが、例えば子どもの習い事や趣味においても同様です。

 

やりたくなかったらやらないです。

 

嫌々言いながらもやってるのは何かの事情(理由)があるからです。

 

どの状態でも子どもの感情に正面から向き合っていきたいですね。

 

一緒に頑張りましょう!