みぃブログ(教育と人材育成の人生)

教育や人材育成、人生について考えてみます。

自律心が求められるのが教育のむずかしいところ

みなさんは教育者がどういった観点で子どもと接しているのかを考えたことはありますか?

 

わたし自身、講師として日々指導に徹している立場としては何が正解かをいつも考えています。

 

今回は教育者(みぃ)が考えていることの一部をご紹介します。

教育従事者以外においてもこの記事を読むことで子どもとの接し方の参考になります。

是非最後までご覧ください。

 

少しでも世間の教育への理解が深まることを願うばかりです。

 

こんにちは。みぃです。 とある地域で講師業に携わっております。 教育や人材育成について考え方を発信しております。 わたしの経験や知識がお役に立てば幸いです。 ツイッターでものんびり呟いております!よろしければフォローお願いします!

 

教育者と言っても人ですから性格からやり方まで一人一人違って当然です。しかし教育現場ではあるものが備わっていないと高い確率で子どもからの信頼を得られなくなります。

 

それは自律心です。

 

つまり自己の感情を自分で制御することが大切と言いたいわけです。

感情を出すことがだめと言いたいわけではなく、感情に任せて指導してはいけないという戒めです。

 

例えていきましょう。

騒がしい子と大人しい子がいた場合、騒がしい子は静かにするように注意され、大人しい子は特に邪魔ではないので何も言われないとします。

 

この時騒がしい子に対して何と声をかけたら良いでしょう?

 

教育に携わっているわたしでも少し考えこんでしまう問題です。

事実うるさい子がいたら注意しますが、言い方には注意を払います。

 

「他の頑張っている子の邪魔はしないように」

「嫌なら嫌と言ってね」

「自分で考えて決めてね」

 

観点としては

やりたくないならやらなくていいよ

頑張りたい子の邪魔だけはしないで

 

この二点だと思います。

これらの声がけをして納得しない子はいないと思います。いたとしても特殊な例、異常な家庭環境や発達状況が関係してくる場合ですから別の観点が必要となります。

 

大事なのは子どもの感情に向き合うことです。否定せずに受け入れることです。

 

その上で今は何をしているのか、何のためにしているのか、何をするべきなのか、何に注意を払うのかを丁寧に教えてあげます。そうすればわかってくれます。子どももバカではありません。知らぬ間に大人をよく見ています。

 

子どもの感情に向き合いつつも「あなたはどうしたい?」という問いを投げかけることで子どもに選択をさせるのです。

 

あくまで選択権は子どもにあります。また、自分で決めたことだと自覚してもらうことで責任を持ちやすくなります。

 

教育現場での一例を示しましたが、家庭での子どもへの声がけにおいてもかなり有効な考え方です。

 

わたしも日々勉強です。

一緒に頑張りましょう!